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フィラリア予防のシーズンです。お早目の準備をお願いします。

春がやってきました。この時季、決まって「犬のフィラリア予防は、一年中しなければいけませんか?」という質問を受けます。

正確な答えは、地域によって異なりますが、宮崎市に限っては通年投与の必要はありません。

それは以下の理由に因ります。

①フィラリアを媒介する蚊は、気温が15℃を超えなければ吸血活動を行いません(周知の通り、蚊は雌しか吸血しません)。冬場は越冬・休眠状態です。

➁かつ気温が15℃以上でなければ、蚊に吸われたミクロフィラリアは、蚊の体内で成虫になる性質を獲得する第3期幼虫まで発育しません。

③次に重要なことが月一の予防薬です。現在病院で処方される予防薬のほとんどはマクロライド系です。この薬は、感染能力を有する第3期幼虫が犬の体内に侵入してから約1か月目に効きます(殺滅させる)。

※フィラリアの感染仔虫(=第3期幼虫)は、犬の皮膚に侵入してから直ちに心臓に向かうのではありません。2~3か月間は、皮下組織や筋肉、脂肪組織など(これを中間発育場所という)で発育を続け、その後静脈内に侵入して心臓(実際には静脈の終点である肺動脈)に移動後、さらに4~6か月を経て成虫になります。雌雄の成虫が寄生すれば仔虫(ミクロフィラリア)を生みます。蚊が刺して感染仔虫が犬の体内に侵入しミクロフィラリアを生むまでの期間(ピレパテントピリオド)は、約8か月です。

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0985-53-2511