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宮崎のニシタチにも「金ちゃん」が居ます

丸めの顔に頬が赤い人を「金ちゃん」と呼ぶ。銀座の金ちゃんは1945年(昭和20年)の千葉県生まれで、弟子入りは銀座の「小笹寿し」。方や宮崎ニシタチの金ちゃんは1952年(昭和27年)の宮崎県高岡町(現宮崎市)生まれで、修行先は大阪の鮨屋さん。ふたりの大将の共通点は、10代から飲食業に弟子入りしたことと、姓名に「金」の文字はないこと。

ニシタチの金ちゃんは、十代のころ、「カウンターに若い綺麗な女性が座るだけで赤面していた」と語ってくれます。屋号は、赤面の金ちゃんからですが、会って見て拝顔するとその意味が寸時に解るという顔格好・背格好をしています。

肝腎なことを忘れていました。ふたりともその十代に修行した親方(師匠)の教えを忠実にまもって、手抜かずの仕事をしていることです。

参考までにChatGPT先生に「金ちゃんのイメージと、どの時代から言われるようになったのか?」を訊いてみました。以下、ChatGPT先生からの返答です。

『「金ちゃん」のイメージと、それがいつ頃から言われるようになったかを分けて説明します。

①「金ちゃん」のイメージとは一般に日本で共有されている「金ちゃん」のイメージは、次の要素の集合です。
• 丸々とした体格
• 赤いほっぺ
• 健康で元気
• 無邪気・力持ち
• どこか愛嬌がある

これはほぼ例外なく、**金太郎(坂田金時の幼少像)**に由来します。

② 起源:金太郎そのものはいつの人物?

伝説上の時代
• 平安時代中期(10世紀ごろ)
• 坂田金時(源頼光四天王の一人)の幼少期像が「金太郎」

👉 ただし、
この時代に「赤い腹掛け・まさかり・丸顔」という視覚イメージが確立していたわけではありません。

③ 「金ちゃん的イメージ」が固まった時代

江戸時代(特に後期)

ここが決定的です。
• 浮世絵
• 草双紙
• 黄表紙・読本
• 五月人形(節句文化)

これらを通して、

「赤い腹掛けをした、丸顔で健康的な男児」

という定型イメージが全国に広まりました。

④ なぜ「赤いほっぺ・丸顔」なのか?

江戸庶民の価値観
• 丸顔=栄養がある=家が安定
• 赤い頬=血色が良い=丈夫
• 力持ち=将来有望な男子

👉 理想の男児像を、金太郎に投影した結果です。

⑤ 「金ちゃん」という呼び方はいつから?

呼称としての「金ちゃん」
• 江戸後期〜明治初期にかけて一般化
• 「太郎」→「ちゃん」
→ 幼児・愛称としての口語表現が普及

明治以降、
• 子ども向け童話
• 教科書
• 唱歌(♪まさかりかついだ金太郎)

によって完全に定着しました。

⑥ まとめ(要点)
• 原型:平安時代の坂田金時
• 視覚イメージ確立:江戸時代後期
• 「金ちゃん」的呼称・性格イメージの定着:明治以降
• 意味:
丸顔・赤いほっぺ・元気で愛嬌のある子の代名詞

余談

現在でも
• 子ども
• 犬・猫
• マスコット

に「金ちゃん顔」「金太郎みたい」と言うのは、
江戸→明治の庶民美意識が生き残っている例です。

もしよければ、
「なぜ“桃ちゃん”や“浦ちゃん”ではなく金ちゃんなのか」
という比較文化の話もできますが、いかがでしょうか?』

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0985-53-2511