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久々の、正味5時間の緊急手術。

二・太郎どうぶつ病院は、社会奉仕を念頭におきつつ、「もういちど手術をしたい」との思いで開院しました。

今回紹介のビーグルは、嘔吐などの症状が出てから手術までじつに13日の期間がありました。他院にも受診していましたが、好転がみられず、転院してきました。

手術は、土曜日で12時前に麻酔導入して手術の縫合が終わったのが5時をまわっていました。したがって土曜の午後の診療はストップしての大手術でした。術後は、自宅での24時間点滴とし、手術当日に帰宅しました。それから8日間は、毎日通院と24時間点滴を続けました。術後8日からは栄養剤や流動食を開始し、日に日に元気になり、食欲も増し、散歩も要求するようになりました。

去勢手術は15分(準備のほうが断然長い)、避妊手術は30分から小1時間、骨折は2時間・・・・・・といったところで、多くの手術は3時間内に終了します。正味5時間は、記憶と記録に残る手術となりました。ワン公が若いことと、飼い主様家族の頭の下がる重畳至極の看病で、一命をとりとめました。入院させずに家に帰しての通院としたことが、手術成功の何よりの要因と考えています。

二・太郎どうぶつ病院を開院した甲斐がありました。正味5時間は、記憶と記録に残る手術となりました。手術の緊張感と達成感は、シビレルものです。

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0985-53-2511