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あたなのフィラリア予防薬は、何を基準にして選んでいますか?

二・太郎どうぶつ病院では、以下のコンセプトに基づき、とくに「ネクスガードスペクトラ」と「クレデリオプラス」をおすすめしています。

①フィラリア予防に有効な薬剤の一般名は、ミルべマイシン、イベルメクチン、モキシデクチンの3種です。コリー種(MDR1遺伝子変異)では、イベルメクチンの投与に注意が必要です。また、ミクロフィラリアに対する殺滅効果が最も弱いのはモキシデクチンとされています。

当院ではミルべマイシンを主成分とする製剤を基本としています。回虫や鉤虫などの消化管内寄生虫にも駆除効果があります。ただし、シェルティーなどコリー系犬種では、ミルべマイシンまたはモキシデクチンを選択します。また、フィラリア陽性犬の予防には、モキシデクチンを選択することがあります。

➁単剤か、ノミ・ダニも予防できる合剤か・・・・・・宮崎ではノミ・ダニは通年活動しています。ノミはノミアレルギー性皮膚炎や瓜実条虫の媒介などで、ダニはバべシア症、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の媒介などの原因となります。また、日常診療で無視できないのが皮膚疥癬や外耳炎、そしてニキビダニ(毛包中症)です。アフォキソネルやロチラネルなど、「〇〇ラネル」とつく薬剤は、これら外部寄生虫に対して高い予防・駆除効果があるとされています。

二・太郎どうぶつ病院では、合剤としてアフォキソラネル含有の「ネクスガードスペクトラ」とロチラネル含有の「クレデリオプラス」を、単剤ではネクスガード(アフォキソラネル)とクレデリオ(ロチラネル)を採用しています。

③価格は、合剤の方が単剤を2種(フィラリア予防とノミダニ駆除)を購入するより割安です。

④温暖な宮崎では、ノミダニに関しては通年の予防が推奨されます。実際、ノミダニを駆除することでバべシア症やニキビダニ症、耳疥癬、皮膚疥癬の症例は激減しています。とくにバベシア症やニキビダニ症など致命的な病気や治療に難渋する疾患を診療する機会さえ無くなったことは、獣医療では特筆すべき画期的なことです。

⑤注射薬は、副作用(いったん投与すると薬剤を回収できない)という観点から、またスポットタイプは、皮膚からの吸収性の問題があるため、当院では推奨しておりません。

以上の理由から

二・太郎どうぶつ病院では、フィラリア予防薬としては「クスガードスペクトラ」と「クレデリオプラス」を強く推奨しています。

※アレルギー体質などの個体については、ご希望に添えるよう、他製品の取り寄せも致しますので、御遠慮なくご相談ください。

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0985-53-2511